計測例

加速度データロガー

車の運動は,30Hz以下の比較的低周波域の測定で十分なようです.

まずは,フィルタありなしでの計測結果を見てください.

別々の走行ではありますが,違いは明らかですよね.
再現性としても問題ないレベルだと思います.変速時のシフトショックが再現できなくなってはいますが,車両運動とは直接関係ないので無視しちゃっても良いと思います.

FFTによるノイズ低減の検証

まずはフィルタなし.左の時系列データでノイズレベルが大きくなっているのは,ブリッピングしているときです.
右のFFTした結果を見ると,53Hzと78Hz付近にノイズのピークがあることがわかりました.
おそらく,エンジンの固有振動数と関係があると思われます.

カットオフ周波数を53Hzに設定したローパスフィルタを入れた結果がこれです.明らかにノイズが減っていることがわかります.FFT見てみると,全体的にレベルが下がっていますが,こうなるモンなんでしょうかねぇ? 信号処理に関しては無知なのでよくわかりませんが.

とりあえず,フィルタ入れれば見やすい結果になるということで.


ホーム一つ戻る