Integra DB8 98spec.R

LONG DRIVE

奥日光〜草津篇
〜大好きな戦場ヶ原を歩こう!〜
2008年10月29,30日

旅の記録

いざ,戦場ヶ原へ!
奥日光に来るのは4回目,戦場ヶ原を歩くのは3回目です.ですが,前に歩いたのはほぼ10年前なので,結構新鮮に感じることが出来ました.


ここは赤沼と三本松の間の直線道路.開放感抜群です! 奥日光まで来るとちょっと曇り気味.

三本松茶屋
今日の駐車&お食事ポイントです.
戦場ヶ原は,さらに北側の湯滝や南側の赤沼から,もしくは竜頭の滝から入っていくのが普通です.なんですが,湯滝の駐車場は有料,赤沼茶屋や竜頭の滝は混んでいる.ということで,赤沼から数百メートル北にある三本松茶屋に駐めました.
ここは,戦場ヶ原展望台(展望台って言うほど高くないです)があるところで,駐車場も広いし,食事処もあるしで結構便利です.

竜頭の滝や赤沼は駐車場空き待ちで並んでいるのですが,三本松は(ガラガラではないですが)空いています.
やっぱりスポーツカーのそばに.RX-8 RSじゃないですか.

ちなみに,この時点で10:30.走行距離は約135km.
なんだかんだ言って,高速使わないと時間がかかります.と言っても,奥日光は関越使っても東北道使ってもアクセスしにくいんですけどね.

こちらが三本松茶屋.おみやげ屋さんとお食事処が一緒になっています.
この右側に,もう一つお店があるんですが,そっちもお土産とお食事・・・.どう共存しているんでしょうか・・・.

ちょっと早いけど,朝ご飯も早かったのでお昼ご飯に.
三本松茶屋の看板メニュー(?),戦場ヶ原定食です.
山菜蕎麦とチマキのセットで1,300円.明らかに観光地価格ですが,折角なので(^^;)

味はまぁまぁ.仕方ないけど,そば屋さんじゃない手打ち蕎麦だと,すごいおいしいものに出逢ったことがありません.
チマキはおいしかったです.
ボリュームも十分で,疲労回復!?

腹ごしらえも済んだことだし,出発!
とりあえず,赤沼まで.

さっきクルマで来た道を戻ります.

交通量は結構多いです.遅いクルマがいると数珠つなぎに.

空の色がさっきより良い.

奥日光といえば男体山です.
湯元温泉とか鬼怒川温泉があることから分かるように,ここら辺一体はみんな火山ですね.

赤沼
戦場ヶ原の南にある赤沼茶屋

ここは,戦場ヶ原の入り口という事もあって,駐車場がものすごく混みます.
季節的にですが,修学旅行と思われる団体も多数.かく言う私も,小学校の修学旅行は日光でした.懐かしい.

いよいよ戦場ヶ原.と言いたいところですが,まずは竜頭の滝を見に行きます.観光ガイドによると,赤沼から竜頭の滝まで30分程度とのこと.歩くのが速い&写真を撮るのを考えて,妥当な時間だと思います.

クマー出没注意!
実際,薄暗くなると心細いし・・・.
トレッキングは計画が重要.

落葉した後の景色も素晴らしいです.
標高の高いところでしか見ることが出来ない風景ですよね.いつも東京にいると,こういう風景を忘れてしまいがちです.

道沿いに流れているのは湯川.
湯の湖から戦場ヶ原を抜け中禅寺湖へと流れています.その間に湯滝と竜頭の滝がある訳ですね.

竜頭の滝,ではありませんよ.
落差40cmほどの滝です(^^;)

なんか,滝って暑い時に見るよりも寒い時に見た方が綺麗に見えます.
水しぶきが蒸発しにくいからクリアに見えるのかな?


上の写真のアップです.吹割の滝より綺麗かも(^^;)

なんだか分かりますか?

シカが入ってこないようにするためのゲートだそうです.
シカは可愛いんですけど,木の皮を食べるので,荒れてしまうようです.

さすがに赤沼・竜頭の滝間は人が少ないですね.

竜頭の滝
何となく好きな竜頭の滝.滝壺で二分される姿が龍に似ていることからこの名が付いています.
が,約200mに渡り溶岩の上を流れ落ちる清流が見事.滝壺のところが竜の頭だとすれば,こっちは竜の背中.


あまり全景を見渡せるスポットはないんですが,ここら辺が有名ですかね?
このゴツゴツとした岩の上を流れていく様が,力強くもあり,しなやかでもあり,特別な感じがします.
もう少し早く来れば紅葉も綺麗だったかも.
う〜ん,なかなか写真だと迫力がないなぁ・・・.良いカメラと良い腕が必要かな(^^;)


上から望む竜頭の滝.向こうに見えるのが中禅寺湖です.
やっぱり写真で見るとただの川かな・・・(;^ω^)

竜頭の滝を後にし,戦場ヶ原を北上します.

戦場ヶ原
男体山と赤城山の上が戦ったという神話から名付けられた戦場ヶ原.ラムサール条約の登録湿原です.
ちなみに,赤沼から湯滝まで歩きますが,戦場ヶ原は泉門池あたりまでです.

綺麗に整備された木道が続きます.
こういう湿原が30分ほど続きますが,それほど単調な景色ではありません.

今回歩いたのは「戦場ヶ原自然研究路」で,一番メジャー&湯滝に行く最短経路です.
このほかに,小田代ヶ原を経由する「小田代ヶ原探求路」なんていうのもあります.途中から北は一本道ですけど.

なんか特徴的な寄り添う二本の木.
これが松なら二本松とかいう地名になりそうです.

ここは「青木橋」.
大体コースの中間地点です.
ベンチや机もあるので,休憩するのにちょうど良いです.水分補給とチョコレートでエネルギー補給.

青木橋から湯川(戦場ヶ原方面)を望む.

水は澄んでいますが,倒木やら流木があったりで,川底はごちゃごちゃしている印象.

さらに進み,泉門池を越えると緑がうっそうと茂る森へ.
倒木が多く,見てて飽きません.
木道がなければ,どっかの御伽の国みたい.

薄暗くて写真写りが悪い・・・.
普通に川に落ちられる作りの遊歩道もどうかと・・・.

そして湯滝へ.

でも,ここら辺は北だから,雨が降ってる・・・.

湯滝
湯の湖から流れ落ちる落差50mの滝です.湯の湖から流れるから湯滝ではなく,水しぶきが湯気のように立ち上るから「湯滝」らしいです.

この末広がりな形が人気があるのかな?
曇りどころか雨だったので,空はどんより.快晴だったらもっと綺麗だろうに.


さて,普通だとバスで三本松まで戻ったりするんですが,当然歩いて戻ります.来た道を(^^;)

トコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコトコ

尾瀬は気軽に行けないけど,戦場ヶ原は気軽に行ける湿原です.もちろん湿原は他にも沢山あるけど,なんか思い入れのある場所なんですよね.こういう静かなところを歩くと気分も一新します.

結局11:00に三本松を出発し,15:00に帰ってきました.
高低差がほとんど無いトレッキングだったんで,それほど疲れていません.

さーて,お次は今夜の宿のある沼田へ.大好きな金精峠なんですけど・・・!?

沼田篇へ(1日目後半)

ぶらり旅トップに戻る


ホーム一つ戻る