クルマを科学する

クルマを科学する

ただ乗っているだけではわからない,クルマの真理を探ろう!



データを取って,

  • クルマの違い
  • 運転の違い

をチェックしようというコーナーです.

Stage1 きちんとデータを取ろう!

科学的な検証には,しっかりとしたデータが必要ですよね.そのために必要なのが測定器.
例えば下記のような物があります.

・データロガー,各種センサ
様々なデータを記録するのに必要です.
メーターなど,リアルタイムで見る情報ももちろん大切ですが,後からじっくり解析するには,記録を取っておく方が楽です.
記録といっても,対象がなければ記録できないので,クルマの状態を出力するセンサも必要になりますね.
簡単なところで言うと,クルマをいじらなくても取り付けられる加速度センサがあります.
逆に,クルマに付いているセンサの出力を記録するのも比較的楽な方法です.(センサとはちょっと違いますが)回転計や速度計のデータも記録するとおもしろいです.
もっとしっかりデータを取るなら,油圧,油温,水温などのデータも記録したいところ.吸気温,排気温,血圧,脈拍,酸素消費量・・・(って,ドライバーの測ってどうすんねん),解析したいものに合わせて取りましょう.

例えばこんな感じのもの
加速度データロガー
GPSロガー
 
・エアゲージ
測定の第一歩といえばタイヤの空気圧.単にグリップが変化するだけじゃなく,寿命や燃費に大きく関わるものです.エアゲージは規定圧力を確認するのはもちろん,“変化”を見るのが重要.高いのじゃなくても十分なので,皆さんも持っておくことをおすすめします.
 
・非接触温度計
エアゲージと一緒に持っておきたい温度計.
ご存じの通り,空気圧は冷えているとき(走行前)に測定する「冷間」,暖まっているとき(走行中の温度)に計る「温間」があります(たぶん「間」で合ってたと思う).これ以外にも,季節によって温度が変わります.走行前後の温度変化と空気圧の変化をセットで測定しておけば,同じ条件を再現しやすくなると言うわけですね.

Stage2 データを解析してみよう!

取ったデータをじっくりチェックしましょう.

加速度データ
解析例1:ハンクラでの走行チェック 〜自己の運転と,同乗走行の結果から〜


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