DB8 Inpression 〜Exterior篇〜

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EngineRoom
エンジンルーム
赤いヘッドカバーがただ者ではないことを主張しています.結構ぎっちり詰まってる感じでしょうか.最近のクルマのように,樹脂パーツであちこちがカバーされてる訳ではないので,全体が見やすいです.
普通のクルマよりはかなり低い印象です.しゃがんでのぞき込む感じがちょうど良い.

 

 

エンジン
名器B型の中でも最高の出力200psを誇るB18C spec.R.排気量あたりの出力ではB16Bに劣りますが,正真正銘最強のB型でしょう.
ロングストロークのエンジンですが8,400rpmまで回るので,最高ピストンスピードは驚愕の24.4m/sに達します.
インテグラSiR搭載されていたB18Cも180psと十分すごいエンジンでしたが,それを全てのパーツでチューニングしてきたと行っても良いぐらい変わっています.
ピストンは形状も変わり,コンロッドも高強度に,メタルやクランクシャフトも潤滑性に優れる変更を.バルブは軽量化,ポートは研磨.何もかもがスペシャルです.
そして音が良い.ホンダサウンド全開です.
Engine

 

 

EngineHead
ヘッド
真っ赤なヘッドカバーはTYPE R専用品.
プラグコードカバーは98spec.からカーボン調に.よりレーシーな外観になりました.
オイルキャップはTYPE Rがシルバーの金属製.
ヘッド周りもオイル漏れはなく綺麗.

 

 

スプールバルブ
VTECの心臓部とも言うべきVTECの油圧を切り替えるバルブ.ここが壊れたらVTECが作動しなくなります.
上の円筒形の部分が錆びるのは仕方がないんですかね.
SpoolValve

 

 

Distributor
ディストリビューター
スパークプラグに電気を送る部分.このユニット内にディスビキャップとローター,コイルとトランジスタ全てが入っています.
スプールバルブもそうですが,熱がもろに伝わる部分に付いているのがB型の欠点ですね.
まぁ,そこまで神経質になる必要はないと思いますが,覚えておいて損はないでしょ.

 

 

ラジエター
エアコンに半分スペースを取られているEK9ほどではありませんが,インテグラも熱的に厳しいようです.一枠のサーキット走行でも,途中でクーリングラップを入れる必要があります.まぁ,そんなハードな走行はしませんが.
ちなみに,TYPE Rはアルミ製になっています.
ラジエターキャップぐらいは交換しようかな.
Radiator

 

 

Battery
バッテリー
軽量化のため小型のバッテリーが装備されています.インテグラ標準が55B24Rなのに対し,TypeRでは38B20Rが付いています.そのためバッテリー上がりがしょっちゅうおきるとか(スポーツカーの宿命ですね).ちなみに,購入時に新品を入れて貰ったので,2年ぐらいは大丈夫かな.
この大きさ,軽自動車クラスのサイズだと思います(最近はB17サイズかな?).値段が安いのが唯一の救いかも.
ちなみに,前のオーナーがBOSCHを入れたっぽい.

 

 

ABS
右フェンダーの前にABSのユニットが付いています.96spec.に搭載される物より小型になっています.搭載されている向きも90°違ったはず.
やっぱりABS付いている方が楽ですよね.マニュアル車は,ロックさせるとエンジンまで止まるので,ヘタッピの私には特にありがたい(^^;)
ちなみに,ABSユニットの前に付いている箱はHIDのユニットで,左右に付いています.
ABS

 

 

AirCleaner
エアクリーナー
フレッシュエアを取り込めるように,フェンダー内に繋がっているエアクリボックス.ホンダ車は下手なエアクリに交換するとパワーが落ちると言われるほど,ノーマルがしっかり出来ています.
無限のエアクリ,高いけど欲しいな.

 

 

インテークマニホールド
TYPE R専用のインマニ.シングルポート化されています.
スロットルもφ60からφ62に拡大されています.
IntakeManifold

 

 

ExhaustManifold
エキゾーストマニホールド
カバーがあってよく見えないですが,98spec.になってさらに進化したエキマニ.完全等長化され,中低速トルクに優れる4-1集合タイプに.あとステンレス製になったのも大きな違いか.
最大トルクが19.0kg・mと0.5増え,発生回転数も6,200rpmと下がったので扱いやすさはかなり上がったのでは?

駆動系

エンジンとは違うけど,関連部品として(写真撮れないし)

ミッション
5速Hパターンのミッションです.ワイヤー駆動では無くロッド駆動.DC5みたいに良いミッションではありませんが,十分でしょう.
もちろんTYPE R専用にローギヤード化されています.おかげで,40kmで5速なんてのも可能です(説明書でも,5速は40km/h〜と書いてあります).
98spec.になってファイナルのローギヤード化,4,5速のハイギヤード化がなされて,さらに扱いやすくなったのでしょうか.サーキットを走らないとわからないかな.
LSD
TYPE Rにはトルク感応型ヘリカルLSDが標準装備.
これにより,コーナリング中でも「踏んでいける」コーナリングマシンに仕上がっています.この特性に慣れれば,かなり速く走らせることが出来るようです.ちなみに,普通に運転しててもトルクステアを感じられるので,ステアリングは保持しておかなくればなりません.
是非,機械式のLSDを入れてみたいですね.

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